おすすめキーケース「CORBO(コルボ) Ridge キーケース」
「キーケース」
皆さんはどんなキーケースをお持ちでしょうか?
もしくは、どんなキーケースをお探しでしょうか?
●キーケースはどう選ぶ?
キーケースを選ぶとき、何を基準にするか?
それは主にこの二つだと思います。
- キーケースとしての機能性
- 所有物としての価値、デザイン性
当然、二つとも兼ね備えたモノがあれば言うことなしですが、キーケースに関しては1.の機能性を満足するものは難しいように思えます。
それはなぜか? 考えてみましょう。
キーケースとしての機能は、
- 複数のカギを収納する
- カギを落とさない
こんな所ではないでしょうか?
まぁ、言ってもキーケースなのでそんなに多様な機能はないと思います。
まず1の「複数のカギを収納する」ですが、いきなり厳しい命題です。
だいたい収納するカギと言えば、車、家のが大半でしょう。
家のカギは小さいので問題ないと思いますが、問題は車のカギです。
昨今の車のカギはスマートキーが大半で、大型のモノばかりです。
こいつをうまく収納できるキーケースって、かなり大型になってしまいます。
そうするとポケットに入れるのが難しくなって携帯に不便な代物になってしまい、そもそもの機能を満足しているとは言えない状況が生まれてしまいます。
第2に「カギを落とさない」ですが、これまた難題なんです。
これは単純に私の経験上の話なのですが、キーケースのカギを繋いでおく金具って数種類くらいしかないと思います。
で、大体どのタイプも落ちます。
特にカギが大きくて、カバンやポケットの中でジャラジャラしながら取り出したりすると不思議なことにカギがスルッと落ちることがあります。
そして、どんなに高級なキーケースも、この金具の部品は大体同じようなモノがついていると思われます。
以上の事から考えると、そもそもキーケースはキーケースとしての機能を十分に満足するものはない?という結論にいたったわけです。
●機能性はあきらめる
となると、キーケースそのものの価値を求めた方が得策と考え、
私が購入したのが
「CORBO Ridge キーケース(ダークブラウン)」
4年程前に購入したCORBOというブランドのRidgeというシリーズのキーケースです。
当時は革製品に特に興味があったわけではなかったのですが、その時使っていたキーケースが壊れてしまったので、上記のような検討をして見つけたのがこの商品です。
CORBOは知る人ぞ知る革製品を手掛ける日本のブランドです。
やはり日本の職人さんが創っていると聞くだけで心が惹かれてしまいます。
●良いところ、悪いところ
この商品は、万人にうけるモノではないと思います。
それは、単純に、でかくて重いのです。
おすすめしといてなんですが、そこを納得した上で購入するのがよいと思います。
でも、逆にその重厚感のある革質がこのアイテムの一番のポイントになっています。
ちなみに、CORBOには他にもスレートというシリーズのもう少し小さめのキーケースもあり、自分もめっちゃ悩みました。
●革の成長記録
やはり革製品と言えば、お手入れによる革の変化が気になります。
ここではどのように革が育ってきたのか確認してみましょう
残念ながら新品の状態を写真で撮っていなかったので、新品の状態は、ショッピングサイトの写真を参照してください。
まずは4年ほど前の写真
続いて現在の写真
続いてオイルでお手入れした後の写真
ちょっと残念な箇所。
大きなリングを革で巻いて保護?しているみたいなのですが、ほどけてきてしまっています。あとキーを止める金具は実はオーダーで変えてもらっています。最初の写真と見比べるとわかると思いますが、新品時はナスカンと呼ばれるタイプの金具だったのですが、どうも締まりが悪くたまにキーが外れてしまっていたので、↓の写真の金具に変更してもらいました。(有料です)
お手入れで使っているミンクオイルとブラシ
これを見ると4年前とあまり変わっていないような・・・
まぁ1年に3~4回くらいしかメンテしてないからこんなもんでしょ
このRidgeシリーズの革は結構堅めで分厚いのですが、新品と比べるとだいぶ柔らかくなってます。
自分は結構雑に扱ってしまう性質なのですが、革製品は雑に扱ったら扱ったで良い顔つきになったりするので、愛着が持ててしまいます。
またメンテの機会に成長をお届けしたいと思います。