No Gain without Pains

自動車関連エンジニアによる読書のすゝめ

「お父さんが教える13歳からの金融入門」を読んで、お金について勉強してみた

「お金」

僕にとっては珍しいお題である。

もちろん、お金はあるに越したことはないが、だからと言って株やFXなどの投資に興味があるかと言われると、「?」である。

何故か?

多分、単純に面倒だからなのだろう

ギャンブルが嫌いかと言われれば、昔は毎日のようにパチスロ、競馬をやっていた時期もあったぐらいだから、嫌いではない。

だけど、株式投資などは、しくみがわからないから手をだすのが億劫なのだ。

 

しかし、良くも悪くも、現在の世界はお金で動いているのは間違いない。

綺麗ごとを言っても、やはりお金は重要なファクターである。

株式投資やFXなどをやるかどうかは置いておいて、その「お金」のしくみを知っているのと、知らないのとでは、今後の人生において大きな違いになってくるのではないかと考えたら、この本を手に取っていた。

●お父さんが教える13歳からの金融入門   デヴィット・ビアンキ

13歳でもわかるなら自分でもわかるだろうと期待して読んでみた。

はっきり言ってわかりやすい。

まさしく入門本で、自分でもすらすら読めた。

でも、はたして普通の13歳(中学1年生)がこれを読んで理解できるか?

微妙なところである。

これが16歳ならだいぶ理解できる子の割合は増えてくるだろうなと思う。

逆にある程度金融関係の知識がある人は知っている事ばかりかもしれない。

自分なんかは、その辺の知識はほとんどないので、

・クレジットカードとデビットカードの違い

・株式のオプションとは?

の話なんかは「へぇ~」でした。

 

●お金は手段

自分は常々こう思うようにしています。

お金は手段であると

現在の世の中ではお金は非常に強力で有効な手段であると

ただし、それが目的やゴールにはならないようにしなければならない。

そうすると、お金を儲ける為にはなんでもやっていいという考えになってしまうからだ

目的と手段が入れ替わってしまっているのに気づかないと大変な事になる

会社は利益を出さなくてはならない。

ただし、その利益は目的ではなく、その会社が社会に対して貢献する為の手段である。

いつからかそれが逆転してしまって、目先の利益を出すことに奔走してはいないか?

そのせいで社会に貢献する為の会社の財産をなくしてはいないか?

 

ちょっと話がそれてしまったが、自分がやりたい事にお金が必要であれば、そのお金のしくみについてよく知り、やりたい事の手段として有効に使える状態にしなければならないと思うのです。

今後もこれをきっかけに少しづつ勉強していく予定ですので、ここで紹介していこうと思います。